会社情報

代表者挨拶

平成9年の創業から20年が過ぎました。
動きが遅く使い勝手の悪いパソコンDOS-V機は、今では持ち運びできるタブレットに。銀行振込・送金や株式売買も瞬時にタブレットで可能となり、AI化が進みここ20年で大きく変化してきました。さらに金融業務にITの成果を取り入れるフィンテック(Fintech)によるイノベーションが始まってきています。

個人においては投資・運用アドバイスを行うロボ・アドバイザーや家計簿管理ができるPFM(個人資産管理)などがスマートフォンでも使われてきています。中小企業においては会計のクラウド管理や仮想通貨を使っての決済・送金サービス、クラウド・ファンディングによる資金調達など低コストで利便性の向上が期待されます。
ただ、日本の金融行政においては法規制が厳しく、新規参入や新サービスの導入が大きく制限され、未だに既存の金融機関等の保護行政が続いています。しかしこれも電電公社独占の電話事業にau、ソフトバンクや楽天が参入していったように今後大きく変化していくことでしょう。

弊社は取り巻く環境がドラステックに変わる中、金融・財務の情報提供だけではなく、事業の継続性を維持する方策や新サービスもどんどんと発信していきます。
それは個人のお客様に対しても同様で、単に金融商品の提供だけではなく、個人それぞれのライフサイクルや目的に応じた資産運用や、将来起こり得るリスクをも踏まえた資産形成やマネジメントの手法の情報提供をしつづけていくことが私達の社会的使命と考えています。
さらに、10年…20年と挑戦を続けていきます。

令和3年1月

株式会社日本財務
代表取締役

代表者プロフィール

1961年
兵庫県生まれ
1988年
外資系金融機関勤務
1997年 7月
外資系金融機関勤務
1997年 11月
東京都千代田区に本社移転。
2005年 11月
証券仲介業登録近畿財務局長(仲)第74号
  • 日本CFO(最高財務責任者)協会正会員
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 1F1-0-14-009992
  • CFP℗ 日本ファイナンシャル・プランニング協会 J-90243503

企業理念

“論語と算盤”

「真生の利殖は仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものではない」

「論語と算盤という懸け離れたものを一致せしめる事が今日の緊要の務めである」

グローバル資本主義の時代であるからこそ、起こりうる「同時多発」パンデミック危機。

われわれは今まさにこの全世界的危機に翻弄されています。 「これは現代社会の病」であると批判し、「昔」の時代へ帰ろうと望んだとしても、それは根本的な解決にはつながりません。
「昔」であっても、その当時を生きた人々にとっては「現代社会」です。われわれは常に新しい時代を迎え、困難に直面しています。明治維新から大正時代に、イノベーターとして数々の難題に挑戦し、道を切り開いたのが、実業家、渋沢栄一。日本の資本市場の父とされ、みずほFGのルーツである第一国立銀行や日本興業銀行、日本郵船、王子製紙など明治以降に発展を遂げた事業会社の発祥に深く関与したことで知られます。実業家として活躍する一方、栄一は揺るぎない意志で「論語と算盤は一致すべし」と主張し続けました。混沌とした変革の時代であるからこそ、「善い行い」doing goodと「良い商い」good businessはかけ離れてはいけない。豊かさを持続させるためには、この2つが同時にあることが欠かせない――。

このように栄一が痛感していたからにほかなりません。
今、金融の在り方が大きく変わろうとしています。資本主義の出発点はヒト、モノ、カネと言われ、大きな資金を持つ者が優位に立つ金融資本主義でした。しかしIT化により+infomationが重要なカギとなり、迅速に情報をいち早く仕入れ、十分に吟味活用し、そしてさらにupdateして発信することが大きな収益となる情報資本主義へと変わりつつあります。この状況の中、米国と中国の対立をはじめとして様々な問題や起こっていますが、その根本はシステムや秩序にあるのではなく、倫理性の欠如ではないでしょうか。言い換えれば、栄一が主張した「論語と算盤は一致すべし」という思想が、今こそ求められているのではないか。そして、栄一の論語思想が、混迷を極める世界経済に正しい方向に導く――、そういった視点が大切なのではないかと考えます。

会社概要

社名
株式会社 日本財務
(英文名)Japan Financial Affairs Company
創業
昭和63年2月1日
設立(法人成)
平成9年7月1日
資本金
10,000,000円(授権資本40,000,000円)
代表者
谷中 弘毅
日本CFO(最高財務責任者)協会正会員
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会正会員
業務目的
  • 貸借対照表、損益計算書等の財務に関する分析及びコンサルティング金融資産運用コンサルティング
  • 金融セミナーの企画・運営、セミナー講師派遣
  • 損害保険代理店/来店型保険ショップの運営
取引金融機関
三井住友銀行
業務委託契約会社
オリックス/東京センチュリーリース/芙蓉総合リース/FPG
所在地
〒670-0962
兵庫県姫路市南駅前町91-10備広姫路ビル2F
TEL:079-283-8333 FREE:0120-497-316